小学校入学の内祝いはどう選ぶ?相場やお返しの時期などマナーをご紹介!

2018/09/23│入学準備

のし

 

いただいた小学校入学祝いのお返し、内祝い。

 

「何もしなかった」という人もいれば「お返しをしないのは失礼」と考える人もいて、なかなか意見も分かれるところではあります。

 

また、お返しをするのであれば相場や時期なども気になるところ。

 

そこで今回は、小学校の内祝いに関するマナーをご紹介します。

 

 

内祝いとは? 小学校入学祝いのお返しは必要なの?

 

小学校の内祝いとは、入学祝いのお返しのことを意味しています。

 

お返しは必要?と疑問に感じるところですが、入学祝いとはお子さまがいただくものです。

 

お子さまがお返しの品を購入するのは難しいですよね。そのため、基本的にお返しは不要だと考えられています。

 

しかし、お返しをしなかった場合、それは失礼だと感じる人もいます。

 

相手がどういう価値観を持っているか分からない場合は、お返しをした方が無難です。

 

注意しておきたいのは、内祝いとは別にいただいたことへの「お礼」を伝えることを忘れないことです。

 

小学校入学の内祝いの相場と送る時期

 

さくら

 

基本的に小学校入学祝いのお返しは不要です。

 

しかし、価値観の違いによって、お返しをしないことで受け取った側と送り主の関係に距離が生まれてしまうこともあります。

 

これを避けるためにも、お返しはした方が無難です。それでは、内祝いの相場はどれくらいなのでしょうか。

 

また、お返しをする時期に関しても確認しておきましょう。

 

金額相場

 

お祝い事のお返しは基本的にいただいた額の半額から3分の1が相場となっています。

 

たとえば、1万円の入学祝いなら3,000~5,000円程度を目安に考えてください。

 

ただし、基本的には入学祝いのお返しはお子さまに贈られたものなので、不要です。

 

あまり金額に捉われすぎることなく、キッチリ半額から3分の1のものを返す必要はありません。

 

相手も、いただい贈り物の値段をわざわざ調べることもないでしょう。

 

また、お返しが貰った金額の半額は超えないように注意してくださいね。

 

お礼を伝える、内祝いを贈る時期

 

内祝いを送る、送らないに関係なく、小学校入学のお祝いをいただいたらお礼はすぐに相手に伝えてください。

 

成長を伝える意味でも、お子さまから電話をしたり、手紙を書いたりすると喜ばれます。もちろん、保護者からも一言添えましょう。

 

内祝いを送る時期の目安としては、入学式が終わったタイミングが望ましいでしょう。

 

遅くても入学から1~2ヶ月以内には送るようにしてください。

 

また、入学式を待たずにお返しを送ったからと言って、失礼に当たるわけではありません。

 

小学校入学の内祝いには何がおすすめ?

 

小学校入学内祝いの相場が分かったところで、次にどんなお返しが良いのか?というところが気になるかと思います。

 

いろいろ種類もありますが、特におすすめしたいのが以下の5つです。

 

どういった点が優れているのかも含めて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

商品券・ギフトカード

 

相手に贈り物をする際に気を付けたいのが、相手が持っていないものを選ぶことですよね。

 

また、普段使わないものを贈っても意味がありません。商品券やギフトカードであれば、相手が好きなものを購入できる点が魅力的です。

 

使える店舗が多いJCBギフトカードやVJAギフトカードがおすすめです。

 

カタログギフト

 

カタログギフトも、商品券やギフトカードと同様に、自分の好きなものを選べるというメリットがあります。

 

また、値段別に選べることからも、入学祝いのお返しには重宝されています。

 

日用品から食べ物まで種類豊富なラインナップのカタログギフトを贈ると、受け取った相手も喜んでくれますよ。

 

スイーツや日用品

 

定番のギフトとして選ばれることの多いスイーツや日用品。

 

最近では、通販などでも手軽に手配することができるため、魅力的に感じている人も多いのではないでしょうか。

 

さらに、相手の好みや生活スタイルに合わせて選べば、喜んでもらえることでしょう。

 

現金

 

少し味気ないと思うかもしれませんが、小学校入学祝いのお返しとして現金を贈ることもあります。

 

ただし、相手によっては受け取りにくいと感じてしまうこともあるでしょう。

 

どうしても困ったという場合は現金でも大丈夫ですが、できるだけ現金以外で内祝いを贈るようにした方が良いかもしれません。

 

小学校入学の内祝いで押さえるべきマナー4つ

 

小学校入学祝いのお返しは、気持ちが込められていれば何を贈っても大丈夫というものではありません。

 

「こういう入学内祝いにはがっかり…」と思われないためにも、最低限のマナーは押さえておきましょう。

 

難しいと感じるかもしれませんが、しっかりと「ありがとう」の気持ちが相手に伝われば良いのです。

 

頂いたお祝いよりも高価なものを贈るのはNG

 

あなたのお子さんに対してのお気持ちで、相手も入学祝いを贈ってくれています。

 

それに対してお返しをするのはマナーとされていますが、それ以上に高価なものを贈るのはNGです。

 

また、お祝いが5万円や10万円の贈り物に対して、半返しをしてしまうのも「あなたからのお祝いはいりません」という意味に取られてしまうこともあります。

 

逆に安すぎるものもマナー違反

 

入学祝いに対する内祝いの半額から3分の1は、相場でしかありません。

 

だからと言って、お返しが安すぎてしまうのもマナー違反と思われてしまいます。

 

ただし、相場はあくまでも目安です。相場にこだわってしまうばかりに、品物が選べなくなってしまうのは本末転倒。

 

相手に失礼に思われないものを、バランスを考えて選ぶようにしましょう。

 

お子さまからのお礼も伝えよう

 

意外と忘れがちなことですが、小学校の入学祝いをいただいたら、お子さまからのお礼も伝えてください。

 

近所に住んでいるのであれば直接でも構いませんし、遠方に住んでいる人であれば電話や手紙で気持ちを伝えることができます。

 

入学祝いを受け取った本人からのお礼の言葉は欠かせません。

 

包装して熨斗をかけよう

 

入学祝いのお返しののし袋は、水引が蝶結びのものが基本となっています。

 

蝶結びの熨斗紙は「お祝いが何度あっても良いもの」を意味します。

 

ただし、結婚式などで使われる水引が結び切りののし袋は「二度がないようなもの」という意味が込められていますので、使わないように区別しておきましょう。

 

また、表書きはお子さまの名前を記載します。

 

小学校の入学内祝いはマナーを押さえておけば安心! お礼の気持ちを伝えよう

 

入学祝いのお返し、内祝いにおすすめの品物や贈る時期についてお届けしました。基本的に、入学祝いのお返しは不要です。

 

ただし、「お返しがないのは失礼」と考える人もいますので、内祝いを贈った方が無難かもしれません。

 

地域によっても内祝いに関するマナーは少しずつ異なりますが、一般的に知られている最低限のマナーは守ってくださいね。

 

お祝いの品を受け取ったら、お礼の気持ちは必ず伝えましょう!