「小1の壁」は乗り越えられる! 陥りがちな状況とその対策4つ
「小1の壁」という言葉は、 近年話題となっている、小学1年生のお子さまの子育てにおける問題点の俗称です。「小1の壁」とは具体的にどのような状況を指すのか解説していきます。また、小学校入学前に知っておきたい、…
学童保育という言葉を聞いたことがありますか? 放課後にお子さまの面倒を見てもらいたい、そんな時に便利なのが学童保育です。学童保育とはどのようなところなのか、運営時間や料金、申し込み方法など、皆さんが抱いている学童保育に関するさまざまな疑問にお答えします。
目次
学童クラブや放課後児童クラブという名前を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、その実態を知らない人も少なくないはず。まずは、学童クラブがどのような施設であるのかを解説していきます。
「小1の壁」という言葉を聞いたことはありますか。両親がフルタイムで働いているご家庭で、お子さまが小学校に入学すると直面する問題のことを指す言葉です。
この中の一つが、放課後の預け先をどうするのかという問題です。小学校が終わってから自宅でお子さまが一人お留守番をするのは、不安だというおうちの方は多いのではないでしょうか。
こうした問題を解決してくれるのが学童保育です。共働き世帯のお子さまを放課後や長期休み中に預かってくれる施設で、フレキシブルなプログラムが魅力的。また、年間行事でさまざまなイベントを企画しているところもあり、お子さまが楽しく過ごすことができます。
ひと口に学童クラブと言っても、大きく3種類に分けられます。ここでは、それぞれの特徴や料金、運営時間、受け入れ対象者をご紹介します。
自治体が運営元となっている「公設公営」と、運営はNPOが行っている「公設民営」の学童保育があります。場所は児童館や学校内を使用することが多いのが特徴
料金 | おやつ代込みで1ヶ月4,000~7,000円 |
---|---|
運営時間 | 平日:下校時から18時、土曜日:9時から17時 |
対象者 | 親が働いている10歳未満のお子さま |
対象年齢が低いという点はあるものの、1ヶ月にかかる料金も安く、土曜日も運営しているところがほとんどです。また、児童館に併設されているところは、月3~4回ほど開催されている工作などのイベントに参加することができます。
保護者が設立運営している学童保育。運営資金が不足しがちで保護者の保育料でまかなわれるケースがほとんど。ただし、保護者の考えや思いを反映することができます。
料金 | ほとんどが無料 |
---|---|
運営時間 | 平日:下校時から16~17時 |
対象者 | 公立小学校に通う全てのお子さま |
授業後の空き教室や児童館を利用している場合が多く、講師を招いての学習支援を行っている自治体もあります。ただし、土曜日は実施していないところが多く、受け入れ人数が多いことから、お子さまのケアが行き届かないといったデメリットも挙げられます。
民間企業やNPOが運営する学童保育で、公立・私立の小学生に関係なく利用することができます。夜遅くまでの預かりや夕食を提供するなど、サービスが多様化しています。
料金 | 入会金3万円、1ヶ月5~6万円程度 |
---|---|
運営時間 | 平日:下校時から20時 |
対象者 | 全ての小学生 |
早朝や夜遅くまでの延長保育など、スケジュールに柔軟に対応するメリットが挙げられます。また、夕食の提供や送迎、入浴といったサービスを行っているところも。その代わり料金が高く、どこまで細かなケアや指導が行われているかは不透明な部分が多いのも事実。
学童保育の申し込み手順は以下の通りです。
実際に、地域の学童保育がどのような運営をしているのかは中身を見なければ分かりません。お子さまが集まっているだけのところもあれば、担当者が一人ひとり面倒見てくれるところもあります。本当に安心して預けられるのか、入念にチェックしておきましょう。
申し込み必要書類や方法は、申し込む学童によって異なります。基本的には申し込み書、就業証明書など自宅でお子さまを見ることができない証明になるものが必要です。
(例)港区が運営する学童クラブ(平成30年度)
申し込み期間:平成30年1月18日~2月10日
必要書類:学童クラブ入会申し込み書、ご家庭で保護できない状況を証明する必要書類
り面倒見てくれるところもあります。本当に安心して預けられるのか、入念にチェックしておきましょう。
審査基準はどうなっているのでしょうか。たとえば、正社員とパートで審査結果に差は出るのか?という疑問も少なくないですが、自宅不在時間などを指数化する選考方法が一般的なので、パートだからという理由で落ちやすいということはありません。
学童保育や放課後児童クラブに関して、よく寄せられる質問をピックアップしてご紹介します。安心してお子さまを預けるためにも、疑問点はしっかり解決しておきましょう。
資格を持たない人に預けるのは少し抵抗がありますよね。学童保育では、開設時間を通して「放課後児童支援員」の資格を持った指導員が2人以上、専任で配置するように国の基準で定められています。彼らはお子さまの発達に関する専門の知識を有しています。
民間学童保育であれば、スケジュールもフレキシブルに対応しているところも多いですが、一般的な学童保育は夕方までの運営となっています。お迎えに間に合わないことがあれば、シッターの利用や、ママ友同士で助け合うなど解消していきましょう。
共働きご家庭にとって、最も心配なのが夏休みなどや冬休みですよね。ほとんどの学童保育では長期休みであっても朝8時から預かってくれます。ただし、学校のように給食は出ないので、各自でお弁当を持参させている施設が多いようです。
学童保育に通いながら塾や習い事にも行くことは可能です。ただし、塾や習い事が終わって学童保育に戻れる場合と、学童保育には戻れずそのまま帰宅扱いになる場合があります。こういった対応に関しては、自治体や施設によって異なります。
「公設の学童保育・学童保育類似事業」や「民間学童保育」の場合は、おやつを提供してくれるところがほとんどです。一方で、「放課後子供教室」の場合は利用料金が無料であることが多く、おやつなどのサービスを期待することはできないでしょう。
お子さまを放課後一人にさせておくのは心配ですよね。最近では、習い事や学習塾を運営する企業が学童保育サービスを始めるといった事例も出てきています。大事なのは、お子さまが安心して過ごすことができるかです。利用を検討する場合は、一度どういったところなのか見学してみると良いでしょう。
「小1の壁」という言葉は、 近年話題となっている、小学1年生のお子さまの子育てにおける問題点の俗称です。「小1の壁」とは具体的にどのような状況を指すのか解説していきます。また、小学校入学前に知っておきたい、…
小学校入学前に気になる、6年間の学費。小学校では、教科書や給食費など、さまざまな費用がかかります。実際にどれくらいのお金が必要になってくるのかをご紹介します。公立校と私立校別に平均金額とその内訳をまとめてみ…
小学校入学時に心配になるのが防犯について。いつ何が起こるかわからないため、完全な防犯は難しいものがあります。しかし、もしものときに子どもを守る防犯グッズや防犯対策など、できることはしておきたいですよね。 今…
小学校の入学前に必要な準備・準備金は、入学を控えるお子さまがいらっしゃるおうちの方にとって、知っておきたいことですよね。公立・私立小学校別に、入学式までに購入が必要なものとその金額をご紹介していきます。 &…
いただいた小学校入学祝いのお返し、内祝い。 「何もしなかった」という人もいれば「お返しをしないのは失礼」と考える人もいて、なかなか意見も分かれるところではあります。 また、お返し…
小学校入学前に必ず行われる、「就学時健康診断」。お子さまの健康状態などを把握することを目的としていますが、一体どのような検査をするのか知らないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、就学時健康診断の…