「小1の壁」は乗り越えられる! 陥りがちな状況とその対策4つ
「小1の壁」という言葉は、 近年話題となっている、小学1年生のお子さまの子育てにおける問題点の俗称です。「小1の壁」とは具体的にどのような状況を指すのか解説していきます。また、小学校入学前に知っておきたい、…
小学校の入学前に必要な準備・準備金は、入学を控えるお子さまがいらっしゃるおうちの方にとって、知っておきたいことですよね。公立・私立小学校別に、入学式までに購入が必要なものとその金額をご紹介していきます。
目次
何をそろえるべきなのかと言う疑問は先に立つものですが、まずはそれらの準備にどれくらいのお金が必要になってくるのかを確認しておきましょう。もちろん、公立と私立のどちらに入学するかでも、大きく異なります。ここでは、公立・私立にかかる平均的な費用をご紹介します。
公立小学校に入学する際に必要な費用は、
などが挙げられます。公立の場合は国が補助しているため、基本的に入学金は無料です。また、入学後の授業費も無料となっています。
ただし、授業で必要な体操服や指定用品をそろえる必要があります。他にも、3年生になれば絵の具セットや辞書、4年生になれば習字セットや彫刻セット、5年生になれば裁縫セットというように、学年ごとにそろえなければならない教材があります。
私立小学校に入学する際に必要な費用は、
まず、公立小学校との大きな違いとして挙げられるのが受験料です。受験料は平均2~3万円となっていますが、受験に向けた幼児教室の月謝、模試費用、受験のためのお洋服など、トータルで50~300万円ほど必要になってきます。
また、私立小学校の場合は入学金も支払わなければなりません。他にも制服・体操服ダイヤ指定用品等は公立小学校と比べて、高くなっているのが確認できます。
また、学校によって教育方針が大きく異なることからも、必要な費用も大きな差が生まれることがほとんどです。高額な教育費がかかる小学校もあれば、比較的リーズナブルなところもあります。
小学校入学に対する楽しみもあるかと思いますが、入学式までにはさまざまなものをそろえる必要があります。その中には自分でそろえるものと学校指定のものに分かれています。具体的にどのようなものが必要になるのか、またその金額を以下の表で確認しましょう。
用意するものリスト | 金額目安 |
---|---|
ランドセル | 40,000円~70,000円 |
学習ノート(10冊) | 1,000円 |
連絡帳(1冊) | 120円 |
筆箱(1個) | 1,500円 |
鉛筆(1ダース) | 300円 |
ネームペン(1本) | 100円 |
消しゴム(10個) | 400円 |
はさみ(1本) | 300円 |
のり(1本) | 100円 |
お道具箱(1箱) | 600円 |
上履き(1足) | 2,000円 |
上履き入れ(1袋) | 1,000円 |
体操着(1着) | 5,000円 |
体操着入れ(1袋) | 1,000円 |
雨傘(1本) | 1,500円 |
置き傘(1本) | 1,500円 |
通学服(1ヶ月) | 3,000円 |
体育館シューズ(1足) | 2,000円 |
靴(1足) | 2,000円 |
雑巾(5枚) | 200円 |
合計 | 62,620~92,620円 |
ある程度のものであれば1つ購入すれば、小学校6年間使い続けることになります。ただ、鉛筆や消しごむなどといった消耗品に関しては、最初にまとめて購入しておくことをおすすめします。
他にも上記に記入したもの以外のものをそろえるようにと指定している小学校も少なくありません。何を購入しておかなければならないのかに関しては、エクセルなどを活用してリストを作っておくと分かりやすいですよ。
低く見積もったとしても、小学校の入学準備には10万円近くの出費があります。とは言っても、これからさまざまな費用がかかってくるため、少しでも節約したいと考えている家庭がほとんどではないでしょうか。そこで、入学準備金の節約術を3つご紹介します。
例えば、経済的に余裕がなく、小学校入学にかかる費用の用意が難しい場合は、「就学援助制度」を利用すると良いでしょう。この制度を受けられる世帯の基準や金額に関しては各自治体によって異なります。
例として新宿区の基準を見てみましょう。
世帯人数 | 家族構成 | 基準金額の目安 |
---|---|---|
2人 | 母・小学生1人 | 約292万円 |
3人 | 父・母・小学生1人 | 約357万円 |
4人 | 父・母・中学校1人・小学生1人 | 約431万円 |
5人 | 父・母・中学校1人・小学生1人・幼児1人 | 約449万円 |
6人以上 | 1人増えるごとに | 約55万円加算 |
また、援助内容としては
などが挙げられます。
他にも、例えば、私立小学校の授業料補助制度を受けることで、
が支給されることになります。このような各自治体が行っている支援金やお祝い金を利用することで、入学準備金だけでなく、入学後に必要な費用も節約することができます。
小学校に入学すると言っても、すべてを新しく買いそろえる必要はありません。特に、兄弟姉妹がいるのであればお下がりを活用すれば良いのです。また、親せきや近所の人の中で最近小学校を卒業した人はいないか聞いてみるのも良いでしょう。
学校指定のものを誰かから譲り受けるのは難しいかもしれませんが、絵の具セットや習字セットといった入学後に必要になってくるものに関しても、自宅にあるもので十分に代用できます。そういった場合は、お子さまとも話し合う場を設けた方が良いかもしれません。
実店舗を持たないネットショップでは、店舗の維持費を抑えることができるため、比較的安く購入できる場合がほとんどです。ランドセルなどは実際に触れてみないと不安な部分があるかもしれませんが、文房具などは通販サイトを上手に活用しましょう。
また、洋服を通販で購入するのはちょっと…と不安に感じている人もいるかもしれません。そういった場合は、一度実店舗に足を運んでサイズを合わせてみてから、通販サイトで同じサイズのものを購入してみてはいかがでしょうか。
入学準備品は決して安くそろえられるものではありません。最初にある程度の予算を決めておき、その予算内で収めるために、以下のことをやっておきましょう。
優先順位に関しては、お子さまとの意見を合致させた上で決定してください。また、新品ではなくても、自宅で再利用できるものはフルに活用すると、費用を節約することができますよ。
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