ランドセル選びで知りたい、A4フラットファイルとA4クリアファイルの違い

2016/09/12│お役立ち情報

私たちが子どもの頃使っていたランドセルより、今のランドセルが大きいことご存じですか?子どもが小学生になってびっくりするのは、その教科書が大きくなったことです。
昔はB5サイズが中心だったと思うのですが、今はA4サイズが中心。ちなみに、中学生になってもA4サイズを使っていたりします。
この教科書の大型化により、ランドセルも昔より大きくなっているわけです。

子どもが新1年生になるにあたり、ランドセルを購入しようとネット広告やカタログなどを見ると、「A4フラットファイル対応」という言葉を見かけます。そして、ふと、「A4フラットファイルって?」と思ったことはありませんか?
仕事でもA4プリントをファイルする際はクリアファイルが便利でよく使いますが、フラットファイルというのはどういうものか疑問に感じませんか?

実はこのファイル、私たちにとても馴染みのあるファイルだったのです。学生の頃、メーカーでいえばコクヨが有名ですが、赤、黄、青、緑の4色の紙のファイルがあったのを覚えていませんか?あれが実は正式名フラットファイルなのです。
今、学校で配布されるプリント類、ペーパーテスト類もA4かA3サイズが主流です。家にあるプリンターもA4が中心ですし、段々B5やB4は少なくなっているのです。小学校で使うプリント類はフラットファイルに綴じることが多いので、A4サイズの教科書やプリントより少し大きい、A4フラットファイルも十分入る大きさが、ランドセルには望ましいのですね。

また、今は連絡帳と言うノートを使い、担任の先生と保護者の間で連絡が取れるようになっている小学校が多いです。たとえば、保護者から欠席の事情説明やプールを休ませたいなどの要望を書いたり、先生から「今日は具合が悪そうで給食を残していたので家でも様子を見てください」等の学校の様子を書いて、子どもを介してやりとりしています。黒板に明日の持ち物を書いて、子ども自身にそこに記載させる先生もいます。
この連絡帳が小学校低学年の間はA4サイズであることが多く、それを収納する連絡袋というファスナー付のファイルケースを使っている学校もあるので、やはりランドセルはA4サイズより少し大きいことが大切です。

さて、A4のフラットファイルもA4クリアファイルも、A4プリント(210×297mm)を収納するものなので、A4プリントよりも大きいことは確かですが、どちらがどれだけ大きいのでしょう?
調べてみた所A4フラットファイルは230mm×307mm、A4クリアファイルは220mm×310mmとなっています。フラットファイルの方が横幅が大きく、クリアファイルの方が縦が大きいようです。横幅はランドセルの横幅より大きいと少し折るように入れないとなりませんが、縦は蓋(カブセ)のロックがランドセルの厚さで段階的に変えられるような機能があるため少しオーバーしても問題ないでしょう。フラットファイルが入ればクリアファイルも入ると考えて良いと思います。

以上のことから、ランドセルを購入する際は、A4フラットファイルが入るサイズを選ぶようにしましょう。