土屋鞄製造所

2016/09/12│口コミ・評価

ランドセルは様々な機能やデザイン、カラーが出ており、私たちが子どもの頃のランドセル事情とはすっかり変わっています。しかし、そんな中で、品のあるシンプルなデザインと丈夫さを追求する職人気質のランドセルブランドもあります。今日はそんな中のひとつ、土屋鞄製造所をご紹介しましょう。

土屋鞄の歴史
1965年、足立区の小さな工房でランドセル作りを始めた土屋鞄製造所。最初は職人2人からのスタートだったそうです。土屋鞄のこだわりは当時から徹底しており、子ども達の大切な6年間を支える鞄は、沢山の想い出が宿って行く大切なものであること。そこで丈夫さを追求すると共に、時がたち子どもが成長しても似合うデザインであることを目指してきました。「背負うと背筋がスッと伸びるような品格ある佇まい」のランドセルは、きっと子ども達の6年間を温かく導いてくれることでしょう。

土屋鞄のランドセルのこだわり
土屋鞄のランドセルは、メイドインジャパンの品質を守り、110以上のパーツ、300以上の工程を、ベテランから若手職人へときちんと技術を伝えてチームワークで手作りしています。四角いイメージのランドセルですが、ひとつひとつのパーツや蓋のカーブ、縫製などで優しい曲線を描くようにデザインされており、それが上品さにつながっています。ステッチも糸の色や太さ、幅、そして位置にもこだわり、革のカラーも6年間飽きが来ず大きくなっても似合うカラーを意識して選んでいるそうです。
素材は上質の牛革、コードバン、そしてクラリーノから選べ、今人気の刺繍などの飾りはありませんが、背あてのカラーがカラフルだったり、ステッチの糸で上品な中にも個性が光ります。また、人気のデザイナーとコラボして、内装がおしゃれなランドセルもあります。
動く背カンで子どもの成長に合わせ、肩ベルトのクッションを二層構造にすることで常に背負いやすくしています。2種類のウレタンを採用した背当ては、6年間へこたれない造りとなっています。

大人の鞄でも大人気に
ランドセルへのこだわりが人気を呼び、今では全国各地にショールームができ、足立の工房以外にも軽井沢に工房を立ち上げた土屋鞄。その技術の確かさから、ランドセルだけでなく大人の鞄造りにも幅を広げ、大人気となっています。ランドセルで土屋鞄の良さを知り、両親ともに土屋鞄のバッグを愛用するようになったというご家庭も増えているそうです。

カタログ請求はお早めに
土屋鞄では、既にホームページから2017年度のランドセルカタログの請求を開始しています。カタログは通常ラインアップと、軽井沢工房製で創業50周年記念モデルの「軽井澤ランドセル」の2種類があります。また、希望者には革の素材サンプルが3つ付いた素材見本帖も送ってくれますので、早めに申し込みをしてみてはいかがでしょうか。カタログの発送は6月スタートとのことです。