愛知でランドセルを実際に試着できる直営店・ショールーム一覧
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京都発祥の通学カバン「ランリック」を知っていますか? その名前を知らないという人も少なくないでしょう。しかし、地元・京都ではお子さまだけでなく大人からも高く支持されているランドセルなのです。そこで今回は、ランリックが京都で愛され続けている4つの理由をご紹介します。
目次
ランリックとは、京都の学生用品販売会社「マルヤス」が製造販売しているナイロン製のカバンです。京都の一部の地域を中心に小学生の通学カバンとして使用されているのですが、どういったものなのでしょうか。まずは、京都ではランドセルより定番になっているランリックの基本的な部分から確認していくことにしましょう。
小学生の定番アイテムであるランドセルとは少し違った形が特徴的なランリック。その歴史は遡ること1968年、京都の学生用品販売会社「マルヤス」によって、安価でランドセルに代わる通学カバンの開発として制作が開始されました。
その背景には、保護者から送られた一通の手紙があったのだとか。そこには、家が貧しく高価なランドセルを買ってあげられないこと、そのせいでお子さまがいじめられていることが綴られていたのです。これを読んだ当時の社長がランリックの制作を指示したと言います。
では、ランリックはただ安いだけなのかと聞かれれば、決してそうではありません。社長は開発者に対して、安価であることはもちろんのこと、「お子さまを交通安全から守る」という願いを込められて、道路危険標識をデザインした黄色いカバンとなっています。
お子さまが使うカバンには何が必要なのかを考え、それを見事に表現したものが商品として販売されたのです。
近年、さまざまなモデルのランドセルが販売されています。また手作りが基本となっているランドセルは非常に高価なカバンとしても知られていますよね。購入価格相場は4~6万円となっています。
一方、ランリックの販売価格は8,856円~12,312円。仮に、小学校の途中で破損して買い替えなければならないことがあったとしても、通常のランドセルよりも安く済みます。
え?そんなに?と驚く人も少なくないでしょう。長年、京都を中心に愛され続けるランリックは、年間1万個が製造されているようです。現在でも主に、京都府宇治市や亀岡市、城陽市を中心として小学生の通学用カバンとして採用されています。
学校の統廃合や少子化などの影響を受け、ランリックの年間製造数はピーク時の半分にまで減ったのだとか。しかし、昔ランリックを背負って小学校に通っていた人たちが大人になり、自分のお子さまにも持たせたいと購入する人も増えているようです。
さらに、その特徴的なデザインから女子高生が通学用として買い求めたり、サラリーマンが「丈夫だから仕事に使いたい」と購入したりする事例も少なくいとのこと。今後は、京都だけでなく、全国的にもランリックブームが巻き起こることも考えられます。
ランリックとランドセルについてそれぞれの特徴を比較して、どれくらいの違いがあるのかを以下の表で確認していきましょう。
ランリック![]() |
ランドセル![]() |
|
---|---|---|
材質 | 布製(防水加工)・ポリエステル | 牛革・合皮など |
重さ | 670~850g | 870~1300g |
価格 | 1万円前後 | 4万円~ |
機能性 | 形が変わり、物が多く入る | 6年間持つ丈夫さ |
購入者がどこに魅力を感じるかで変わってきますが、ランリックの方が圧倒的に軽く、安く、機能性も良いことが確認できます。特に小学1年生から使用することを考えたら、重さの違いは大きな判断材料となるのではないでしょうか。
いままではランドセル一択だった人も、その魅力に触れるにつれ、ランリックの購入を検討しようかと考えている人も多いのではないでしょうか。ここまでも触れてきた部分はありますが、改めて京都で愛され続ける通学カバン「ランリック」の特徴を確認していきましょう。
高価なものであれば、10万以上もするランドセル。とは言っても、使い方によっては低学年の時点でボロボロになってしまうことも考えられます。ランリックなら1万円前後と低価格であるため、6年間で数回買い替えを行っても、通常のランドセルより安く収まる可能性が高くなります。
値段が安いと「強度性は大丈夫?」と不安に感じる人もいるかもしれません。また、ナイロン製で頼りなさそうに見えてしまいますが、意外と丈夫。実際に使用していた方で、6年間、一回も買い替えずに卒業したという口コミも少なくありません。汚れは少し目立ってしまうものの、強度に関しては心配ご無用です。
6~7歳から使い始めるランドセル。重たいものであれば、1kg以上するものも珍しくありません。これに、毎日教科書やノートを入れるわけでから大変ですよね。ランリックの重さは平均して700g。たったの300gと思うかもしれませんが、まだまだ力のないお子さんが背負うことを考えれば、決して小さな差ではないのです。
背の小さな小学生は、クルマの運転席からは確認しにくいもの。さらに黒などのランドセルを背負っていれば、なおさらです。ランリックは「お子さまから交通安全を守る」という願いが込められています。クルマを運転していても黄色いカバンはよく目立ち、事故軽減にも役立っていることは言うまでもありません。
ランドセルの欠点を補ってくれる、それがランリックです。これに魅力を感じ、ランリックを購入したい!と考えている人も少なくないでしょう。
ランリックの購入方法は、
は、以上の3通りとなっています。通販も行っているということで遠方の方でも購入することはできます。ただし、実店舗は京都にしかないため、実物を確認したいという場合には、京都へと足を運ばなければなりません。
毎年、ランドセルをどれにしようかと悩まれる方は少なくありません。さまざまなモデルが販売されていますが、その中でもおすすめしたいのがランリックです。まだまだ京都以外の小学校では普及していません。しかし、「低価格」、「丈夫」、「軽量」、「安全」これら4つの強みを持ち合わせたランリックの人気は高いです。
ランドセル購入を考えている方は、ランリックを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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