ランドセルの選び方のポイントは?

お子さんの小学校入学にあたって、ランドセルを準備するみなさま。おめでとうございます。入学する日が楽しみですね。小学校に上がると、そこからの6年間での子どもの成長と変化は、目覚ましいものがあります。その学校生活の中で、長く使っていくことになるランドセルです。値も張るものですから、よく考えてよい物を選びたいものですね。ここでは、色や柄以外にランドセル選びのポイントになる事柄をいくつかご紹介したいと思います。ランドセルを検討する際の参考にしていただけると幸いです。

1.素材によるランドセルの違い

ランドセル素材

まず、素材です。ランドセルの素材には、本革の物と合成皮革、ナイロン製の物があります。現在一般的に売られているランドセルの多くは、合成皮革です。テレビCMで流れているような商品も合成皮革でできています。
・本革と合皮の違いは?
本革と合成皮革の大きな違いは、重さ、風合い、取り扱い方法、そして、価格です。合成皮革は、軽く、雨に強く、価格も安いです。一方、本革は丈夫であり、風合いに優れています。そして、バッグを作る専門メーカーが多く取り扱っているので、デザイン性も高いです。大人になっても使えるような特別なデザインの商品もあります。しかし、その分価格は高めです。
本革と合皮のどちらにも、長所短所があります。子どもにとって一番決定的な部分は、重さです。極端に体の小さい子や体力のない子には、本革のランドセルは、大変かもしれません。合皮製の物も、部分的に本革を使っていますので、重さは様々です。本革は通気性に優れているので、背中には本革を使用している製品が多いです。

ナイロン製のランドセルって?

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最近は、ナイロン製のランドセルも人気が出てきています。こちらは、合成皮革よりさらに軽いです。そして、圧倒的なのはその容量です。高学年の分厚い教科書を6時間分全て入れても、なお余裕があります。ブランドとのコラボレーションもあり、デザイン性に優れておしゃれです。ただし、見た目はランドセルというよりリュックにも近いものです。ですから、入学時から使用するよりは、高学年になってから乗り換える子が多いです。

2.大きさや容量の違い

テレビCMでも話題になる容量や大きさは、学校で使う教材によっても違いがあります。
A4クリアファイルが入る、A4フラットファイルが入るなどというコピーを聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

なぜA4ファイルが問題になるの?

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かつては日本で使われる紙は、B4やB5といわれるサイズが一般的でした。普通のノートがB5サイズで、教科書もB5でした。ランドセルはその基準で作られていたので、当時は余裕があったのです。しかし、資源節約の流れで現在はA4の紙を使用するのが主流になっています。学校で使うプリントもA4サイズ。それを束ねるファイルは、もう一回り大きくなるので、かつてのランドセルの規格では入りきらなくなっています。
現在ほとんどの学校では、こうしたA4のフラットファイルやポケットファイルを使用します。ですから、対応したランドセルが便利です。

横幅が大きすぎると心配な場合も

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しかし、横幅を広げた結果ランドセルが大型化し、学校のランドセル置き場とサイズがあわない問題も出てきました。それを解決するのが徐々に増えてきた、キューブ型ランドセルです。これは、縫い代を内側にすることで、外側の幅を広げずに内側の幅を広げた物です。外に縫い代がない分、デザインもすっきりしています。体が小さい子や細い子にも似合います。容量の大きいランドセルを選ぶ場合は、学校のランドセル置き場をチェックする機会があるとよいですね。

背中の金属部品、意味はあるの?

かなり一般的に知られるようになった「天使の羽根」「フィットちゃん」などの名称の意味をご存知ですか。ランドセルの背中の本体と肩ベルトをつなぐ部分の金具のことなんです。
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メーカーによって、それをそのままランドセル名にしている商品もありますね。先述の2つは有名ですが、その他にも各メーカーで違う名がついています。そして、その機能はどこも同じようなものです。背中の金属部分のばねが動くことによって肩ベルトが開き、背負いやすく、下ろしやすい構造になっています。また、背負った時には、背中にぴったりとして安定するようになっています。この部分は、ランドセルの使いやすさと耐久性に大きくかかわってきます。まったく動かないものや、作りが甘いものは避けた方がいいでしょう。

色や形以外にも、検討していただきたい点をいつくかご紹介いたしました。予算もありますが、値段やデザインだけに惑わされることなく、お子さんに合った、よいランドセルを選んでいただきたいと思います。ネットで下調べするのも参考になりますので、色々なお店のホームページをのぞいてみてくださいね。

人気のランドセルメーカーランキング

昔はランドセルというと男の子は黒、女の子は赤で、機能や付属品もシンプルであまり変わり映えもせず、皆同じようなランドセルを持っていました。しかし、個性を育む教育が好まれるようになった現代、子ども達が持つランドセルもカラフルでデザインも豊富で、機能も重視しつつ、選ぶのに迷ってしまうようなおしゃれなランドセルが沢山あります。人気のランドセルメーカーをご紹介しましょう。

1位 “天使のはね”のセイバン

seiban
“天使のはね”でお馴染みのセイバンは、大正時代から鞄造りをしてきた老舗メーカーです。1946年にランドセル製造を始め、2003年には“天使のはね”を開発して、「世界一軽くて丈夫なランドセル」がギネスブックに登録されました。天使のはねは、肩ベルトの付け根にセイバンが独自開発した“はね”を内蔵して、肩ベルトが上に立ち上がるようにして、背中への圧力を分散することで、重さを面で支持、子どもの肩や背中に負担がかかるのを軽減することに成功しランドセルの代表的ブランドとなりました。

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2位 “ララちゃんランドセル”の羅羅屋

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羅羅屋(ららや)は1981年に発足した、“ララちゃんランドセル”のランドセルメーカーです。流行に流されない定番デザインのランドセルは、子どもが使うことを考慮して使いやすさを第一に作られています。素材選びからこだわり、ランドセルの製造にある300以上の工程を熟練職人たちが丁寧に手作りで仕上げています。

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3位 “フィットちゃん”のハシモト

fitchan
“フィットちゃんランドセル”は、「背中にぴったりフィットちゃん」というフレーズで有名なランドセルメーカーです。子どもが背負うランドセルは軽くあってほしいもの。この軽さを「軽く感じる」ことに着目して、肩部圧力を従来のランドセルより約5割軽減することで軽く感じるランドセルを作りました。クラリーノ素材を使うことで軽いながらも、6年間安心して使える丈夫なランドセルとなっています。

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4位 子供ドレスのキャサリンコテージが作る“アリスランドセル”

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プリンセスのような可愛らしいドレスや子ども服を販売する通販のキャサリンコテージ。その服飾デザイナーが、不思議の国のアリスをイメージしてデザインした“アリスランドセル”は、ランドセルの基本をしっかり押さえて背負いやすさや使いやすさを実現しながら、デザイナーのセンスが新しいランドセルを創り上げて女の子に人気です。

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5位 協和の“ふわりぃランドセル”

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“ふわりぃランドセル”は肩ひもの両サイドにある柔らかなクッションによりランドセルの重さが分散して肩にフィットする「ふわりんこショルダー」と、ショルダーを上に立ち上げることでランドセルが子どものからだにフィットする「ぴったんこラクティ」とのダブルの機能で、子どもの使い心地をアップするランドセルです。障がい児用のオーダーメイドランドセルも定評があります。

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まだまだ色々なランドセルメーカーがあります。人気のランドセルは早いうちに完売してしまいますので、その前にお気に入りを見つけてくださいね。